皆さんは「Faker」「Bang」という人物をご存知でしょうか。
- Faker選手
- Bang選手
世界で一番遊ばれているPCゲーム「League of Legends(LoL)」のプロプレイヤーであり、同じSK Telecom T1のチームメンバーでもあります。(Bang選手は今回の契約更新で100 Thieves所属に)
特にFaker選手は、このゲームにおいてFakerを超える者はいないとまで言われていた伝説的な選手です。
Faker選手のチームメンバー「Bang選手」は世界大会を何度も経験、優勝を重ねてきた人物でもあります。
そんな「Faker選手」「Bang選手」が揃って日本のイベントに来るということで、日本のLoLプレイヤーがざわついたわけです。
この記事では「日本のLoL史上最高のイベント」で幕を閉じた「RAGE League of Legends SUMMONER’s FEVER」の様子を伝えていきたいと思います。
Contents
コミュニティエリア
フォトセッション
Faker選手&Bang選手と写真撮影ができるコーナー。
抽選で当選した方のみ撮影できたのですが、運よく筆者は当選し、ガチガチに緊張しながら写真撮影してもらいました。
見かねたFaker選手がそっと寄り添ってくれた優しさは一生忘れないでしょう。
コミュニティースペース
LJLに出場しているプロチームの物販などが行われていました。
午後には人で溢れ、選手との交流も盛んに行われていました。
1vs1マッチングエリア
LoLプロ選手と1vs1で対戦することができました。
プロの選手相手に自分の実力を試しに行く猛者で溢れていました。
コーチングエリア

LoLプロ選手が1対1で専属コーチになってくれるというイベント。
遊び始めたばかりの方から、さらに上手くなりたい方まで幅広くコーチングが行われていました。
メインステージ
オープニング
オープニングではLoLの大会実況・解説でおなじみ「katsudion」氏「Day1」氏がMCとして登場、全試合を通して実況・解説を行う「eyes」氏「Revol」氏も顔を見せ、定番のメンバーが揃いました。
ゲストには40歳を超えながらも20段の跳び箱を飛び、自身もLoLプレイヤーである「ケイン・コスギ」氏が出演。

Faker選手・Bang選手も登場し、
Faker選手「今日は楽しくプレイしていきたいと思います」
Bang選手「今日は本当にたくさんの方に来ていただいて驚いています。今日は楽しんでいきたいと思います」
とコメント。イベントがスタートしました。
チャレンジマッチ

日本でLoLを遊んでいるストリーマー「かべお」氏「Raizin」氏がLJL(League of Legends Japan League)プロ選手「Evi選手」「Paz選手」「apaMEN選手」に1vs1の3人抜きに挑戦していました。
1人目のチャレンジャー「かべお」氏はプロの経験が無い健闘、しかし日本一のTOPレーナーEvi選手の前に敗れました。
2人目のチャレンジャー「Raizin」氏は元プロプレイヤーのスキルの高さを披露、1戦目のvsPaz選手を勝利で納めます。
2戦目のvs apaMEN選手では善戦したものの、apaMEN選手の使う「ビクター」の前に敗れます。
3人目のチャレンジャーBang選手は韓国で培った高い技術を披露、apaMEN選手・Paz選手を圧倒的な強さで下します。

3戦目のvs「Evi選手」では難易度の高い「イレリア」をピック、しかしEvi選手が得意としているチャンピオン「タムケンチ」の強さの前に敗れました。
Bang選手は「彼のプレイは本当に上手かった。やられてしまって残念だが、楽しかったです。」とコメントし盛り上がりました。
ケイン・コスギのパーフェクトマッチ


ケイン・コスギ氏がLoLストリーマー「スタンミ」氏「象先輩」氏「JACKPOT TEEMO」氏と共にLJLプロ選手「Ceros選手」「hachamecha選手」と来場者を交えたMIXチームと対戦するといったイベントを開催していました。
ストリーマーチームに「Faker選手」が参加するということで、普段では絶対に見られないドリームチームが完成しました。

各々が得意なチャンピオンをピックする中、Faker選手の代名詞といっても過言ではない「ルブラン」がピックされ、盛り上がりを見せました。
ストリーマーチームはFaker選手がプレイスキルの高さでチームを引っ張り、MIXチームはhachamecha選手のグラガスがFakerをソロキルしながら試合を進めます。
一進一退の攻防が続く中、スタンミ氏がエルダードラゴンを敵から奪ったプレイが決め手となり、ストリーマーチームが勝利しました。
試合終了後、ケイン・コスギ氏の「パーフェクトでした。」というコメントに会場が笑いに包まれました。
スペシャルエキシビジョンマッチ

先日行われていたLoLのファン投票により選ばれた8人のプレイヤー「Evi選手」「Raizin選手」「しゃるる選手」「hachamecha選手」「Ceros選手」「Yutapon選手」「かずーた選手」「Enty選手」+Fake選手r、Bang選手を交えて対戦するといったイベントが開催されました。
チーム分けは「Raizin選手・hachamecha選手・Faker選手・Yutapon選手・Kazu選手」「Evi選手・Syaruru選手・Ceros選手・Bang選手・Enty選手」となり、BO3での決着となります。
それぞれ「チームFaker」「チームBang」として対戦。
普通はお遊び感覚で対戦することが多いですが、ここでの試合は完全に本気モード。
両チーム、「勝たなければならない」というコメントを残し試合がスタートしました。

1戦目、Faker選手は得意なルブランをピック、対してBang選手は珍しいカーサスをピック。
Kazu選手がコーチの経験を生かし、カーサスを圧倒し1戦目はFakerチームが勝利。
2戦目はチームBangが有利に試合を進めていきます。しかし、バロン周辺での戦闘でFakerが4人を倒すスーパープレイを見せます。
あと1人倒せば全員倒す滅多に見られない「ペンタキル」というところでコミュニケーションエラーが起き、まさかのhachamecha選手が最後の1人を倒してしまいペンタキルを逃すFaker選手。恐らくこの時がいちばん会場が盛り上がりました。

その後、Bangチームがギリギリまで攻め込まれますが、Syaruru選手のスーパープレイにより辛くも勝利。
Faker選手曰く「ペンタが取れていたら勝っていた」
観戦側からしたら誰もが望んでいた3戦目、ここでも両者一歩も引かないギリギリの駆け引きが行われます。

集団戦で毎回何かしらのスーパープレイが飛び出し、どちらが勝ってもおかしくない状況でBang選手のカイサがとんでもない動きで敵を翻弄し、Bangチームが勝利を飾りました。
試合終了後、敗れてしまったFaker選手は「3戦目で負けてしまいましたが、今日は楽しくゲームができたと思います。」とコメント。
勝利したBang選手は「コミュニケーションがスムーズに取れたことに驚いた。コールもすごく正確で、まるでスクリムをやっているかのような感覚になりました。」とコメントし閉会式へ。
閉会式
実況・解説を行っていたeyes氏・Revol氏が再度ステージに登場し、閉会式へ。
Faker選手とBang選手が感想を述べました。
Bang「このイベントに来て驚いたことがすごく多かった。まずはファンの方の熱狂的な応援です。そしてここの設備もすごく良かった。こんな環境でプレイさせてもらったことに感謝しています。皆さんとこのイベント楽しむことができました」
「もう一つ付け加えさせてください。僕が今まで出てきたイベントの中で、一番ゲームをするのに良い環境でした。」
Faker「今日はLJLの選手たちとプレイできて良い経験になったと思います。ファンの皆さんもたくさん来てくださってありがとうございます。これで終わりましたので、たくさんおいしいお寿司を食べに行きたいと思います。」
2人がコメントを終えてイベントは終了となりました。
まとめ

Bang選手も話してくれましたが、観戦側にとっても今まで行われた日本のLoLイベント史上一番いいものになったと思います。
選手の本気のプレイや、それを覆すようなFaker選手・Bang選手のスーパープレイ、RAGEというイベントのクオリティの高さがこれに繋がっているんだと感じました。
今後、このようなイベントが開催されるかはわかりませんが、「是非もう一度このイベントに行きたい」と思わせてくれるような素晴らしい場所がそこにはありました。
配信URL
AbemaTV:https://abema.tv/channels/ultra-games-2/slots/98hy8nCPXsLBbD
OPENREC:https://www.openrec.tv/live/QoBVN3o4Bp
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